6月18日、県議会で共産党県議団の代表質問が行われ、石田議員が質問を行いました。
今回は、コロナ危機に関連した質問にしぼり、「感染症に係る検査と医療体制の強化、福祉の継続と教育環境の充実、避難所への感染対策支援」が主な内容です。
質問席の壇上は、シールドで囲まれているのでマスクは外して話せます。傍聴席では、音量が少し小さく感じましたが、やはりあとで傍聴者の方から聞き取りにくい。また答弁者がマスクをしていたため、言葉が聞き取れなかったと声がよせられました。やはり、収音機の貸し出しなどが必要です。
知事の答弁は、国の役割、国に対して要望する、また政府の政策を周知する県の役割を応えるなど、国がやらないことを県がやるという考えがありません。
教育環境ではコロナ危機の中、少人数学級を今こそ!教員の増員の提案に、教育長は「人的配置と施設面の課題がある。国の責任で」と答弁しました。都道府県が国基準40人を下回る学級編成基準を設定することが、20年前から可能なこと、山形、新潟、群馬県は少人数の独自基準を設けている。県単独予算で、教員の配置や教室を増やせばできることです。県立高校を統廃合して学校を減らしてきた県の対応こそ、反省すべきであり、今後はこれ以上減らさないことです。
また知事は公立、公的医療機関への財政支援については、国の2次補正により、収支悪化に苦しむ公立・公的医療機関に対して地域医療を支えるためにも財政支援を行なう、補正予算計上を検討していると答弁しました。
コロナ危機の中での避難所の感染症対策支援は、「神奈川コロナクラスター対策チーム「シーキャット(CCAT)」の支援などにより、避難所における感染症対策に万全を期していく」と答弁がありました。