大磯町の中学校給食が、話題になり連日報道されていす。町長が会見で、残念だとコメントしていましたが、残念ですむ問題でしょうか?デリバリー給食ではなく、自校方式を決断すべきです。子どもたちは、小学校で調理室でつくられた温かく美味しい給食を食べてきました。中学生になって業者がつくった弁当を給食だと食べさせられるのですからそもそも無理があります。味が薄い、美味しくない、しかも異物が混入しているかもと思えば食べずに残すのは当然です。
お弁当に残されたおかずやごはんの映像を見て、子どもたちは午後、お腹がすいただろうなと不憫に思いました。生徒たちがみんなで同じものを食べ、食教育ができることが必要です。ところが、大磯町も今回のことにより自宅からの弁当持参もやむなしとなりました。つまり選択制ですが、喫食率は今後落ちていくことではないかと推察します。
横浜市も、「ハマ弁」を給食と呼んでいますが、私はそもそも注文式の業者弁当は給食ではないと思います。アレルギー対応もできず、家庭の事情で注文できない子どもたちがいることは平等ではありません。デリバリー弁当を注文した生徒だけ給食費補助があることも差別であり、教育といえるでしょうか。
安上がりな給食を子どもたちに提供するのはもうやめて、予算を惜しまず給食調理場を建設すべきです。全員喫食の温かく、地産地消で顔の見える美味しい中学校給食の実施へ今こそ決断すべきです。
子どもたちみんなが一緒に笑顔で食事ができるように、行政も、学校も力をあわせましょう。子どもたちの未来のために!
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