活動日誌

東村高江の森と住民のくらしを守ろう!

2016年11月9日

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 イタジイの森はブロッコリーの森とも呼ばれています。やんばるの山々は、沖縄本島の65~70%の水を供給するいのちの水がめだそうです。高江の闘いは、沖縄県民の命の水を守ることです。国際自然保護連合など多くの国際機関からも工事の中止を求められ、特別天然記念物や4000種類の生物、177種の絶滅危惧種が生息する生物多様性の宝庫です。

 工事が強行されているN1ゲート前で住民の方々が座り込みをしていました。私たちのバスも途中の道路で何度も止められましたが、ようやく現地にたどりつくことができました。第2の基地県神奈川の住民の私たちもみなさんと連帯して基地もヘリパッドもいらないの抗議。プラカードを持ちながらマイクでリレートークで工事の中止を訴えました。この日も砂利を運ぶトラックが何台も行き来している状況で、その都度住民の前に機動隊が立ちはだかりトラックを通す活動をしていました。多い時は1日100台のトラックが通るそうです。住民の安全や命を守るべき警察機動隊の役割が工事を強行する仕事に変わっているのに怒りを感じます。本来の任務に戻るべきです。

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この日はオスプレイの飛来はありませんでしたが、早朝から夜11時まで飛ぶオスプレイに、こどもが体調を崩し学校に行けなくなり、自宅から引っ越しまですることになっていると聞きました。牛は流産や死産を繰り返し、鳥の卵は外側の殻がブヨブヨだそうです。動物や人間の体に影響がでている深刻な状況です。

オスプレイの飛び立った跡の地面は草が黒く燃え、周りの木の枝も立ち枯れているそうです。

 辺野古や高江、沖縄の粘り強い取り組みを、さらに全国に世界に広げること。環境と人間の尊厳を守るたたかいの連帯を強め広げることが、日本の政治を変えることに繋がると思います。短い時間の行動でしたが、これからも連帯して神奈川でも皆さんと一緒に基地撤去にむけて頑張ります。