西湘地区自治体問題研究所主催で「国保料・税を引き下げる市民のたたかいを」の学習会があり、今日は「県立高校のインクルーシブ教育」の学習会に参加しました。
国保は、仙台市の震災後の国保運営で、高い保険料を取りすぎて市財政だけがうるおっていること。また巨額の黒字分は国保料の引き下げにあてさせるべきこと。国保は何故高いのかその仕組みについて。国保料をさげさせる市民運動についてなど、黙っていては変わらないとても参考になる内容でした。
インクルーシブ教育については、このままで合理的配慮が提供されるのか、子どもの発達の保障が行われ、人権が守られるのか疑問が次々と感じられる内容でした。共生社会の実現には、現在の不十分な特別支援教育こそ改善し、充実することがまず必要です。それがないままにパイロット校3校に来年から1クラス3名まで学年で20名程度の知的障がいのある生徒さんを受け入れとされていますが、開始までの準備も課題への対応も短い期間で間に合うとは思えません。施設整備や競争教育、少人数学級など教育全般の課題を克服しなければインクルーシブ教育は進まないと感じました。
今日の決算特別委員会で大山議員が、特別支援学校の分教室についてと私学助成の拡充について質問を行いました。