アンケートで寄せられた歯科医師のコメントに、窓口負担の2倍化により患者が治療をキャンセルする、通院回数を減らしていると寄せられているそうです。これでは口腔内の状況がわるくなります。後期高齢者の4割以上の方が医療費が2倍になりその負担増に悲鳴をあげています。
昨年の9月薬と注射の治療代が5千円だった方が、10月に1万円を超えて支払った。治療をやめようかと思っていると切実な声がよされています。今までも重かった負担がさらに重くなれば受診をえ、命に関わることになります。高齢者にとって高い保険料の負担、医療費の窓口負担、さらに介護の利用者負担増は、高齢者の生活を脅かすことは明かです。早急に負担を減らすことが必要です。
厚労省は、2倍化の影響による高齢者の生活実態を調査して、直ちに医療費2倍化を中止し、医療保険料の引下げをおこなうべきです。