小中学校で、一人一台のタブレットが配布され、学校の授業がどのように行なわれているか味村市議と教育委員会から聞き取りをしました。授業でどのように使うかについて手引きやマニュアルはなく、それぞれの教員に任されているそうです。(取り扱い操作の使い方マニュアルはある)
ICT支援員(民間人材)が配置されているが、1校一人の配置ではなく複数校を担当。持ち帰りや休み時間の使用、宿題については学校ごとに違う。授業では、連続30分以上の使用は制限あり。
不適切なサイトやアプリはフィルタリングで防ぐ。電磁波過敏症など、健康上の理由等で端末を受け取らない子どもたちへの対応は、操作の授業中、自習の教材などを用意し、個別に学校や教育委員会が対応している。
担任や学校によって利用の仕方が違うことがわかりました。保護者からの声のとおり、先生によってまた学校によって違っているわけです。また休み時間に外で遊ばなくなったのは、休み時間に操作できるからです。
休み時間の使用もクラスごと、学校ごとに違う状況。
タブレット破損や故障のために年間の予算があるそうです。修理代は新たな自治体負担になっています。
子どもたちの学びの保障には、人と人との関りあいが大切です。思い切り体を動かし、友だちと関りあい触れ合う機会を増やすべきです。また子どもたちが一緒に発見したり共同して学び会える教育環境が必要です。今後、オンライン授業について教員、保護者、子どもたちにアンケート等を行ない検証することが必要ではないかと要望しました。
パソコンやスマホによる子どもたちのネット依存、ゲーム依存の問題が深刻です。長時間近くを見ることで近視のリスクも高まります。脳や健康への影響も心配です。
子どもたちに等しく学ぶ権利を!学校が成長・発達を保障する学びの場であるよう引き続き求めていきます。