県議会

本会議で補正予算を含め採決されました

2019年10月17日

本会議で議案、請願の採決が行われました。台風15号による補正予算案が提案され、常任委員会の開催後、再開され本会議で採決されました。

 総額36億円の補正予算で台風15号による被害に対応するため、住宅が全壊、大規模半壊した世帯の生活再建や被災した中小企業・農業者の経営再建等に対する支援、県有緑地や農業用水路の復旧工事等を行う、補正予算です。

 被災者生活再建支援事業は約1億円、中小企業・小規模企業復旧支援事業費補助は30億円、県有地の防水対策1億6500万円、農業用水路の復旧1600万円です。

 ようやく15号対応の補正予算ですが、先日の台風19号の被害状況も早急に調査を行い、補正予算を緊急提案する必要があります。

 本会議で大山議員が反対討論で述べた主な内容は、セレクト神奈川NEXT(企業誘致)は、カジノも含む総合リゾート施設IRも、想定されているものであり到底賛成できない。また職員の分限に関する条例の一部改正の条例は会計年年度職員制度の導入による条例改正のため反対、県立高校改革による高校統廃合に伴う議案のため反対というものです。

 共産党県議団提案の意見書、「幼児教育・保育の無償化に幼稚園類似施設及び、外国人学校も対象とするよう求める意見書は、残念ながら賛成されませんでした。

 県社会福祉センターの賃借料について特段の配慮を求める請願、私学助成等について請願、交通弱者に配慮した交通安全施設の整備に関する請願は採択されました。

 所得税法56条廃止、政務活動費の支出伝票の閲覧の改善を求める請願、会派・議員の事務所の住所および電話番号などの公開を求める請願は不採択でした。

 これから決算特別委員会が始まります。共産党は君嶋議員が担当します。議員控室は改築のため引っ越しとなり、来週21日から9階の第7会議室に1か月ほど移動になります。