活動日誌

県所有の土地が民間に売却され分譲中

2015年3月17日

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 宣伝の途中で寄った辻堂の県所有の土地で県職員住宅跡地です。民間に売却され現在ハウジングセンターにより分譲中でした。この周辺は海抜が3~4メートル地点で、津波対策が緊急課題の場所です。地域住民からこの県の土地を利用して津波避難施設を建設してほしいと要望が強くだされていました。ところがこの土地は民間に売却され現在は写真のようになっています。価格は2900万~となっています。地域住民の避難場所は、海側にある湘洋中学の新たに建設される避難施設になっています。

 何故、県民の財産である土地が県民合意もなく民間に売られるのか。しかも近隣住民の避難施設建設を望む声があり、住民のための有効利用が行われるべきです。近隣住民3000人の収容は湘洋中避難施設では到底できません。また海側への避難も現実的ではありません。

 

 県として沿岸地域の住民の命を守る防災・津波対策が必要です。藤校跡地と同じように県民の財産が民間に売却されています。ますます県民の声を活かした県政に変えていかなければと感じています。