社会問題

いつでも・どこでも・誰でも医療が受けられる国民健康保険

2019年4月13日

 DSCN0106

箱根板橋の松永記念館の枝垂れ桜です。このすぐ前に母の入所しているグループホームがあります。今日は、母の施設に訪問し、父の食事をつくり一緒に夕食を食べて帰宅しました。

今年91歳になる父は、連日病院に通っています。歯科・内科・整形外科・眼科です。身の回りのことができるので、介護は受けていません。なんとか一人暮らしをしていますがその父が病院にかかれるのも、国民健康保険があるからです。

 県議選の時も訴え続けた国保の引き下げの政策は、まったなしの課題で賃金も年金も減らされている中で、ますます高すぎて払いきれない方々増えることが予想され深刻な事態となっています。さらに標準保険料にあわせて引上げが行われると、払えない方たちに保険証の取り上げ、留め置き、差し押さえまでおきることになります。

 都道府県化された国保は、そのねらいが、都道府県ごとの医療費の抑制です。入院ベッド33万床の削減、さらに保険料収納率の向上を評価し、市町村に過度な徴収強化をさせ、県が推進することを求めています。国は、またさらに法定外繰り入れの段階的解消を強調しているのです。

 国保は、公費負担を原則とする制度。国保法第1条は「健全な運営を確保し、社会保障及び、国民保健の向上に寄与することを目的とする」とあり、国保は社会保障です。

 「いつでも・どこでも・だれでも必要な医療が受けられる」国民健康保険に。全国知事会も要望している公費1兆円の負担(国と県)で、均等割りと平等割をなくせば大幅な引き下げができます。共産党も賛同しています。日本共産党の市会議員は、国保の引き下げを実現するために皆さんと力をあわせて頑張ります!