活動日誌

当事者や家族の方の声を聞く大切さ

2018年5月30日

 27日、藤沢市肢体不自由児者父母の会の定期総会に参加させていただきました。総会の前の来賓との意見交換では、ふじさわ障がい者福祉計画2020(中間見直し)について、担当課の職員から見直しの概要説明が行われました。その後、総会参加の方々から意見・要望がだされました。国会・県会・市会議員それぞれの発言も行われました。私は、県での障がい者福祉の遅れを謝罪し、行政職員は現場を体験しそこから何が必要なのか、不足していることを進めるべきこと。また県の財政は豊かであり優先度を変えれば福祉予算は十分あること、新たな政策提案も行っていくことを話ました。

 グループホームなどの職員さんの離職が増え、募集してもこない。入浴サービスを遅い時間に受けられない。計画に障がい者の結婚についてや、ノーマライゼーションについて記述がない。障がい者の家族、兄弟姉妹への支援が必要、子どもたちが親のケアーをおこなっているヤングケアラーについて、介護する人に対する支援、生活の質の維持について、施設のあり方、障がいの重度化の対応についてなどについて伺うことができました。

 やはり直接、当事者やご家族、関係者の方々のお話しを伺う大切さを実感じました。人として尊厳をもって生きていくことができる社会の実現のために私も皆さんと力をあわせます。