社会問題

保育士の処遇改善は、県の責任で!

2018年4月24日

 日本大通りのフラワーネックレス横浜。今年も

花たちで華やかになっています。

 藤沢のある保育園では、定員230名なのに190名しか入園できていないそうです。その理由は保育士不足!保育士に4万円の独自加算をつけている横浜で働くことを選ぶ、それは当然です。以前鎌倉の民間保育園の園長先生から、働いてもらうはずの保育士さんが横浜にいってしまい困っている。なんとかしてほしいと訴えにきました。神奈川県内で保育士の奪い合いになっています。

 地域限定保育士で、保育士試験を繰り返し実施することより、県内で同じ処遇で働けるように、やはり県として処遇改善を行うことが求められています。保育士の資格者が不足しているのではないのです。もちろん国として処遇改善を実施することが必要ですが、国がやらないのであれば県が責任をもって市町村の現状をとらえて進めるべきです。県内で等しく保育士が働くことができるようにすべきです。そして子どもたちの保育を受ける権利を守り、安心して子どもたちが過ごせる保育園で発達の保障を!

 県の責任と役割を果たさせるために、私たちはこれからも繰り返し粘り強く知事に求めていきます。