活動日誌

請願や陳情の審査について

2017年12月20日

県議会に提出された請願や陳情の審査とその採決までの流れについて、どのようになっているのか教えてほしいと質問がありましたのでお知らせします。

現在の県議会では、請願や陳情は、本会議に提出後その内容により、各常任委員会に付託されます。常任委員会は、付託された陳情や請願について全常任委員会の日程の午後に採決が行われます。また口頭陳情を行うことができます。一人3分の時間内で常任委員会で陳情や請願の内容についてより深める要望やご意見をお聞きします。

 採決は挙手により行なわれます。委員の賛成が多いと陳情は了承となります。請願は採択となります。請願は本会議の最終日の本会議で、常任委員会の採決結果が報告され、議員全員による賛否が問われ最終的な採決となります。

 

 藤沢の市議会では、陳情や請願は1件づつ審査されます。まず市の担当から、陳情や請願の項目について説明や考え方が行なわれその後、委員から様々な質問や市の答弁のやり取りがありその後、異なる意見に分かれる時は議員間討論の提案があり、委員間で討論が行なわれます。その後、賛成や反対討論が行なわれ、挙手による採決となります。請願は、本会議で議員全員に賛否が問われます。また意見陳述は5分で、請願については陳述者や紹介議員に委員から質問ができます。

 

 以前の市議会の議員間討論で、私は中学校給食の実施について議員間討論の経験がありますが、傍聴者からそれぞれの議員の意見がだされ、わかりやすかったと言われました。今は委員会もインターネット中継になり、いつでも見ることができます。県議会の審査の流れと大きく違いますが、来年から県の委員会も、中継がはじまります。