活動日誌

オスプレイの機体について構造上の問題はないと考えている!?

2017年11月27日

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 15時半の国会。今日は予算委員会が開催されていました。

 

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 「オスプレイの厚木基地飛来の中止を求める要請」を防衛省と外務省に行いました。浅賀由香参議院予定候補が要請文を渡し、県内基地周辺議員がそれぞれ発言しました。今回は、C2輸送機が墜落したばかりで原因も明らかになっていません。それなのにこれまで事故を多発している欠陥機オスプレイが厚木基地に飛来し、しかもロナルド・レーガンから人員及び物資を輸送する可能性がある、任務を伴うという初めてのことです。

 私たちは、住宅密集地での危険なオスプレイの飛来に強く抗議し、中止を強く求め厚木基地のオスプレイの訓練拠点化に反対します。そして横須賀基地の母港化撤回を求めます。

 日本で飛行しているオスプレイは、エンジンフィルターの改修が行われていないことを指摘すると、「運行前に安全点検を行って飛んでいるから問題ない。機体の構造上の問題はないと考えている」と答弁。「当初の認識からその後に事故が多発しているのだから認識を変えるべきではないか」の上田議員の発言に、「運転ミスや技術上の問題だと」答えました。そもそも操縦が難しい欠陥輸送機でどんなに高度な技術があっても、操縦が不可能になるのでは?

 「米軍の運用に関しては、承知していない、把握してない」を繰り返すばかりでした。米軍は抗議しない日本に対して自由に使うからよろしく!という対応なのでしょうか。墜落したC2輸送機は老朽化もしているそうですが、その代わりにオスプレイを利用するのはやめるべきです。

 今朝、8時20分頃、中央林間の上空をオスプレイが旋回していたと子どもたちの通学の見守りをしている方から抗議があったと佐藤議員から発言がありました。ハワイでの事故を受けてエンジンの改修を行わなければならない欠陥機オスプレイが子どもたちの、県民の頭上を飛んでいます。ひとたび墜落事故がおきれば大参事になり、多くの命を失いかねません。

 危険な欠陥機オスプレイを空母ロナルド・レーガンと厚木基地との往復に使用することは容認できない!皆さんと力をあわせて抗議を続け、引き続き空母の母港化撤回を迫っていきます。

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