社会問題

園庭代わりの公園

2017年7月4日

藤沢市の待機児問題を考える会主催で、保育園の待機児について、かながわ保育問題協議会会長の辻村さんを迎えて学習会が開かれました。自宅勤務、休職中、育児休業中、特定の保育所を希望しているなどは待機児としてカウントされません。横浜は「企業参入大歓迎、駅周辺でなければ認可しない?近隣に公園があれば園庭とする(これは他の自治体も同じです)」おでかけで「公園ジプシー」の言葉がうまれている!いくつもの保育所が同じ公園を園庭として申請しているため、混雑して次々と別の公園に移動するのです。

 その公園の多くには、水道もトイレもない!確かにそうですね。でも子どもたちが転んだりして傷を洗うこと、トイレも我慢させることも、あってはならないことです。どれくらいの公園が園庭として登録されているのか調べてみたいと思いました。またその公園の設備は整っているのでしょうか。やはり園庭がわりになるとは到底思えません。機能や目的が違うのですから。

 やはり、目の前が園庭で、靴を履いてすぐに外にでて遊べる保育所を整備することが大人の役割りです。

またカナダの子育て政策で、「親のやるべきことは3つだけ」これだけやれば、あなたは立派な親ですよと。

① 請求書に支払いをする

② 子どもにご飯を食べさせる

③ 休息をとる(子どもではなく、親の休息です)

なるほど!しかも親の休息は、必要ですね。子どもにとってもいいことです。

子どもは健やかに育つ権利があります。保育所は健やかに育つ施設でなければなりません。保育所は安心して過ごせる場所であり、大きくなっても楽しく過ごせた場所として思い出せるように!私たちは大人が力を合わせてがんばりましょう!