活動日誌

県営住宅アスベスト天井に心配との不安の声

2017年6月29日

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 藤沢市にある県営住宅亀井野団地テラスの住宅に伺い、お話を聞きながら天井のアスベスト部分を見せていただきました。

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 亀井野テラスの入り口の天井   お風呂場の天井

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 台所のレンジ付近の天井

他に、押し入れやトイレにもあるそうです。レンジの周りは依然飛散防止工事をしたあと、はがれてきたので電話をして再度工事をしてもらったそうです。18日に点検にくる、時間は10分~15分とチラシが入っていたそうです。拝見させていただいたご家庭は70代のご夫婦と息子さんの3人ぐらしです。息子さんが小学生の頃、「天井をホウキで掃除して、煤などを落としていたのよ。知らずに吸っていたみたい」とお母さんからお話がありました。すでに40年住んでいるそうです。

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 今後、建て替えのため取り壊しが予定されている建物です。「目の前の建物が解体されるけど飛散しないのか」「ぜんそくがあるが、アスベストと関係ないのか」「今後、健康診断や検査を受けられるのか」と不安の声がよせられました。県としてアスベストの状態を採点するだけでなく、県営住宅にお住まいの方々の健康に係わる不安の声を聞くことが必要ではないでしょうか。今日の報道で、環境省は自治体が、健康診断を行う場合その費用を、全額国が負担する方向で検討を進めているとありました。以前住んでいた方からの訴えにも応じて不安を受け止め、きめ細かい責任ある対応が必要です。