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平和・子育て・教育・くらし
神奈川県議会議員

加藤なを子

かとう なをこ

社会問題

子どもたちや近隣住民の生活環境と命に係わる「有価物」の山

2017年4月21日

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 綾瀬市吉岡の金属リサイクル会社の金属スクラップ置き場について、綾瀬市の松本市議、上田市議、畑野きみえ国会議員秘書、岡崎13区候補と一緒に、現地調査をしました。

 金属スクラップなど「有価物」は、使用済みの中古品として使用可能で事業者が売却するまでの間、一定の場所で保管されますが、保管方法について規制する法令がありません。(廃掃法にない)反対側の住宅地から写真を撮ると有価物の山になっています。市道から30メートル以上積み上げられた土砂の上に金属スクラップがさらに積まれているのです。写真を撮った場所では、重機が動く様子が見え、ドカーンという大きな音が響きわたっていました。下側は竹林がありその下には住宅がありました。以前は谷戸だった場所を埋め立てているようですが、雨が降ると濁った水が住宅のほうに出てくるそうです。重金属がしみだしているのではないかと心配になります。その水は、水路や目久尻川に注いでいるとすると農業、作物への影響はないでしょうか?

 隣接している唐池学園「児童養護施設」は、置き場のすぐ南側の下に建物が隣接しています。職員さんから当時の様子をお聞きしました。2014年の10月の台風で、写真のように鉄くず土砂が約30メートルにわたって轟音とともに学園側に崩落し、建物から10メートルのところまで迫ってきたそうです。児童・職員は南側の部屋に避難し、夜間も数回鉄くずが崩落する音が聞こえ、まさに命の危険が迫っていたのです。園の北側と北西側の傾斜地は土砂災害警戒区域に指定されている斜面で、その土台の上に鉄くずが今も積まれています。

 綾瀬の松本市議が、粘り強く議会でとりあげていて市から県に条例の制定が求められています。県では昨年、自民党の議員が一般質問を行っています。答弁は、有価物の野外保管の実態調査、情報収集を行い、条例による規制が必要なのかも含め、どのような対応が適切か検討するでした。県は現在も調査、検討中だそうです。

 唐池学園の子どもたちや近隣の住民の皆さんの安全対策はまったなしです。また湧き水の汚染や周辺環境、土砂災害の対策も同時に進めることが必要です。鳥取県の条例では、屋外で保管する基準が示されています。