環境農政常任委員会の1日目が終わりました。農業に従事する女性をとりまく課題について県として対策を求め、海岸の環境保全、美化財団の財源不足と海岸清掃の強化、県として海中の廃棄物の調査と回収を求めました。
「県立フラワーセンタ大船植物園」を「県立大船フラワーセンター」にする条例改正が示されました。県は植物園をなくす理由として、名称が長すぎる、同じ内容が繰り返されていると説明しました。設置目的は植物園の内容になっているので植物園機能をなくすわけではないと主張しましたが、県民は名称から消えればただの「花の公園」になったと思うのは当然です。社会教育施設である植物園機能を失わせ、貴重な熱帯植物をなくし温室機能もなくなります。利用料金も上限が500円で、季節変動型が提案されました。
利用している保育園から「温室をなくさないでください」と温室の存続を願う声がよせられました。
「なぜ温室がなくなったの?」と子どもたちに聞かれ「ボイラー代や管理する人のお金がないからだよ」と説明するのは県としてあまりにも恥ずべきことではないでしょうか?
改修費の総額は6億円で工事期間は8か月。工事中は休園になるそうです。そして指定管理者の募集も行う予定ですが、私たちは県直営を求め、鑑賞温室も続けるよう引き続き求めていきます。 次の委員会は15日に開催予定です。