活動日誌

台風被害その後

2014年10月8日

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 台風18号当日、午後4時の境川の大清水橋手前の除塵機設置付近から撮影

 境川の大清水橋付近で様子をお聞きした住民の方から、「消防士が泳ぎならボートで住民を避難させていたのを見たよ!」と。今日は消防に台風時の救助活動について聞きにいきました。白旗遊水地回りの住民18名をアルミボートで救出したそうです。やはり緊迫した事態になっていたことがわかりました。

今日の新聞報道では、床上浸水は2件となっていますが、マンションの1階も床上浸水したそうです。台風当日にお尋ねしただけでも5件が床上浸水でしたから、カウントがどうなっつているのかと確認しました。床上浸水の判定を資産税課が調査。台風の翌日から被害地域を回り確認し減免対象になるそうです。判定の件数で床上浸水となるのでしょうか?

 また市民からの通報について、9時の時点で遊水地があふれているの電話、12時に玄関のところまで水がきているの訴えの電話までの一連の対応はどうなっていたのでしょうか?住民からの電話も前日の夜から238件、そのうち10時台が一番多く77件だったそうです。あちこちで被害が同時におきたこともあり、その対応に追われていたことは間違いありませんが、緊急性の判断はどうだったのでしょうか。

 市民が危険な状況に遭遇している時に、私たち議会もそのまま決算議会を続けたことは、大いに反省すべきことです。

 明日で議会も最終日で各会派の決算討論が予定されています。本会議終了後、代表者会議が開かれ台風の被害状況が報告される予定です。市の災害対応は適切だったのか、あらためるべきことは何か。議会として今後住民を災害からどう守るのかが問われています。今回の教訓を活かし、改善して次の災害に備えることが大切です。心配な台風19号は、同じような進路を進んでいます。