藤沢市「地域の縁側事業」として元店舗だった場所でおこなわれている「ヨロシク まるだい」さんです。担っていただいているのは、「NPO法人ぐるーぷ藤」さんです。藤沢で介護・障がい者施設を運営されています。上の写真は日替わりランチで、値段は300円。コーヒーは100円です。おにぎり2個とおかず3品と温かい今日はお豆腐が入ったかき玉汁でとても温まりました。到底300円ではいただけないほど充実したメニューです。高齢者の方々が次々とお食事にいらしていて和やかな雰囲気でした。日に平均50食くらいだそうです。
栄養士さんの献立によるメニューが提供されていてテーブル越しの男性の方に伺うと「毎日食べに来ている。ヘルシーで美味しいからね」と話してくださいました。体に優しく温まりました。心も豊かになるようにと食器も素敵です。
相談コーナーのカウンターと子どもが遊べるスペースもあり、お子さんを連れたお母さんも立ち寄るそうです。ヨガや漫談、麻雀デーもあります。県民局長も見学にこられたそうです。藤沢では市民の家を利用して小学生の放課後の見守りも実施されています。地域の教員OB、社協の方がたが見守っていてくれています。
今後、子どもたちへの食事の提供についても提案があると聞きました。子ども食堂のようなイメージでしょうか。そのためには財政支援がなんとしても必要です。今は賃借料と人権費一人分が市から補助されているようですが、財政的に到底賄えません。この日もスタッフの方が4名いらっしゃいました。市も県もボランティアだのみなのでしょうか?事業として行うためには事業の財政支援、人権費の保障をしていかかなければ続いていきません。
「ささえあいセンター」というならば、場所の指定だけでなくその事業を支える担い手の方々がいればこそではないでしょうか。