藤沢市政

建物継続使用はしない・建替えはしない方向で検討 「老人福祉センター やすらぎ荘」は廃止しないでほしい

2025年2月1日

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1月31日の午後、第3回やすらぎ荘の今後に向けた説明会が行なわれました。

今後のやすらぎ荘は、「建物の継続使用はしない・建替えはしない方向で検討」理由は工事費や修繕費にコストがかかり続ける、運営費もかかる。大規模施設より地域で活動と高齢者支援課より説明がありました。

廃止ありきの説明で、施設を利用していた方や59のサークルで活動していた方、講座などに参加していた方たちは、近くの施設を利用してくださいでした。陶芸やカラオケ、スポーツ吹き矢、落語、お風呂利用、園芸に参加している方から、質問や意見がだされそれぞれの皆さんがこれからの活動についてについて、また不安の声もよせられました。

説明会は最初から1時間で終わりにしますと職員が話し、まだ発言を求める方々がいたにもかかわらず終わりになってしまいました。

これまで「老人福祉センター」として位置付けられてきた「やすらぎ荘」をなくすのは、市として高齢者福祉の大きな後退です。他の2館のこぶし荘はそのまま存続、なぎさ荘は建替えの市民センターの中に規模縮小される予定です。

近くの市民センターなどを利用するよう市は説明しましたが、すでにサークルの利用でいっぱいで新たな利用は容易ではありません。しかも体育館や会議室などは有料です。これまでのように登録すれば施設が無料で使えるわけではありません。これまでのように会費の負担だけではなくなります。その説明はありませんでした。

質問でいつまで使えるのか聞く場面がありました。説明会後、帰りに聞こえた声は、「それまでに解散しろということか」と肩を落として帰る方がいました。

発言で「みんな楽しみにして通ってきている、生きがいなんだ」と訴えている方にうなづく姿が多くありました。

コスト削減のために高齢者福祉施設をなくす、この市のやり方にストップをかけるために力をあわせましょう。