昨日は、「藤沢市子ども・子育て会議」を傍聴しました。子ども・子育て支援事業計画(素案)が示され、委員から意見がだされました。設備・人材等の基準一覧には、市上乗せとして小規模保育事業について、保育室と調理室が区分されていることや保育士の割合を4分の3以上にと条例に盛り込まれ、上乗せについては一定の評価ができる内容になっています。
児童クラブについては、量の見込みが、保育ニーズが増えていることを反映しておらず、施設整備について財源や計画が具体的でないことが指摘されていました。
幼稚園の園長先生からは、事業計画の中に、児童福祉法、保育所保育指針、教育基本法の理念がもりこまれていない。策定の目的、考え方について人材の育成ではなく、健全な心身の発達の保障、平和を築き、自分も他人も大切にする人にと意見がありました。大切で重要な指摘で、私も同じ思いです。
子どもの権利条約も含めて理念に盛り込み、等しく保育・教育を受ける権利を子どもたちに保障すること。現行の保育の水準は後退させないこと。そして、市の保育実施責任を果たすことを求めていきます。