数字やカタカナを覚えた孫は、テレビのニュースを見て「G7サミットって何?」と聞いてきます。7つの国の首相が会議するんだよと説明しましたが、何をなんのためにするのかで言葉につまってしまいました。
今回の主要7カ国首脳会議は、世界初の被爆地広島での開催です。それなのにG7各国は核兵器禁止条約に参加せず、被爆国である日本が各国の首脳に核兵器禁止・廃止をしていこうと呼びかけることもありません。被爆者や被爆地の声を聞かず活かさず何をなんのために会議をするのか子どもたちに説明できません。
首脳宣言では、核兵器のない世界をめざすとしていますが、めざすだけではなくせません。世界中からどうなくすのかの具体策を首脳が話しあうべきです。核廃絶ではなく、核抑止を確認する会議になったと。
ロシアに対して核兵器の使用の威嚇、核兵器の使用いかなる使用も許されないと表明していますが、必要な限りウクライナが求める財政的、人道的、軍事的支援を提供すると。
議会でよく問われる「費用対効果」について説明できるとは思えません。