社会問題

議員平等の原則 発言の自由 議会の民主化を求めましょう

2023年5月15日

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  <涼しげな矢車草>

すべての議員は、議員としてその経験年数、年齢、性別、社会的地位、思想信条、所属政党にかかわらず、対等平等の権利をもちます。

表決権、選挙権、討論・発言の自由などはこの原則にたっています。

ところが、実際は少数会派を理由とした質疑、一般質問や討論にあって回数・時間を不当に制限するなどしている議会が多くあり、原則から逸脱しています。

神奈川県議会は、一般質問の回数も制限され、議員2名になったため毎議会できず4年に3回しかできません。藤沢市議会は、一人議員でも一般質問は通告すれば毎議会できます。

県の常任委員会等も質問時間が会派の人数で決められるため、人数の多い会派は質問時間が90分もありますが、少数会派はわずか15分です。

議員平等の原則は存在しないまま、少数意見の尊重もありません。

議員の発言の機会などを制限することは、有権者から等しく選ばれている議員の言論の自由や質問権が奪われ、議員がその職責を果たせないことになります。

民主的な議会運営にするために、住民にもこの議員平等の原則を知らせ、粘り強く改めさせていきましょう。