活動日誌

県民企業常任委員会3日目、心強い傍聴に感謝です!

2015年7月10日

 県議会で、初めて経験する3日間の常任委員会が終了しました。持ち時間25分で早口で急いで質疑を行いそれでも7つの点について発言しました。マイナンバー制度に関わる条例制定議案については、反対しその他の所管する議案と補正予算は賛成しました。討論ではなく意見表明という方式で、議案も報告も所管事項についても一緒に発言するのです。

 委員会当日に追加の意見書が提出され賛否の審議が行われます。追加の陳情も同様です。また請願や陳情は、勉強会という非公開の時間に当局の説明が行われ、その時間に委員から質問をします。私は、子どもの医療費の無料化を県で小6まで拡大の必要額を聞き、費用は概算で34億円、請願の小1までは、5億6千万ほどで実現できそうです。

 自民党さんから提出された「朝鮮学園に対する決議文(案)」については、学園への保護者からの寄付について本会議での知事の答弁や県の調査の実施で十分であり、賛同しませんでした。委員会は全会一致でないと提出できませんので、今度は13日の本会議で議員全員に問われるようです。

 常任委員会の県内視察は、藤沢のひばり作業所と「かなテラス」前かながわ女性センター、県立図書館です。県外調査はベトナムへの視察が提案され賛成多数で委員の承認がありました。私は共産党県議団として意見を述べ、調査内容が、水ビジネスの調査や企業支援であること。また海外視察の指針にも示されているように「住民福祉の増進」ではなく、また緊急性や重要性、必要性がないこと、そして県民の理解が得られないと反対しました。県議会の視察内容は慣例で委員長・副委員長に一任され、視察案を委員が了承し実施されているようです。

 明日の議会運営委員会で、県議会からの海外視察調査の委員派遣の審議が行われます。藤沢から支援する会の皆さんが委員会の傍聴にきてくださり、とても心強かったです。

 13日の本会議討論は私が担当になり、原稿の作成をしています。