コロナ禍で、中止を余儀なくされ2年5か月ぶりに開催された県母親大会。380人の参加でした。映画の上映は「道ー白磁の人」韓国の荒廃した野山をよみがえらせるために植林し続けた日本人の林業家とソウルの林業試験場で働く現地作業員との出会いと友情が描かれています。違いを認め合い、思いやり尊重することでわかりあえ、民族を超えた信頼関係が気づけることが伝わってきました。今まさに、ロシアとウクライナの関係にも繋がりました。
全大会は、「食べることは生きること~ほんものの豊かな食って何だろう?~」料理研究課の枝元なほみさんが講師でした。
安くて栄養があって、美味しくて見栄えがいい料理なんてない!から話が始り、セロトニンがでるように、午前中に太陽の光をあびること、笑うことで脳が幸せだと感じること。遺伝子組み換えトマトは、魚のヒラメの遺伝子を組み込むことで寒さに強いトマトができること、ゲノム編集、遺伝子操作などは、企業の利益のために行なわれていること、お金がもうかる食べ物になっていると。さらに常在菌、腸内細菌の大切さ。
そしてユニークだったのはさすが料理研究家。白菜を取り出し、包丁で切って塩を入れる簡単にできる白菜の漬物を教えてくれました。さっそく作ってみたくなりました。白菜からでた水は、植物性乳酸菌が含まれているそうです。
本物豊かさは、子どもたちにまっとうな食べ物を残していけるかどうかだと。今、私たちが安全な食べ物をと考えがちですが、納得です。
最後に、大会アピール、特別決議が提案されました。軍事で平和はつくれない、9条を生かして国際法にもとづき、対話と外交で解決をめざす、日本がその役割を果たすべきと盛り込まれました。提案後、採択されました。
みんなで戦争のない世界を子どもたちに渡すために平和の行動の輪をひろげましょう!