共産党県議団井坂団長の代表質問を傍聴しました。
1、県の財政運営について
2、防災・減災対策の推進について
2、気候変動対策について
●日本の温暖化対策について
●横須賀の石炭火力発電所の建設について
●県の地球温暖化対策について
3、県職員の自死と関連する課題について
●パワハラの根絶について
●長時間労働の解消の取り組みについて
4、県立津久井やまゆり園の指定管理者の変更方針と今後の運営や支援について
5、外国籍の子どもの就学促進について
6、相模総合補給廠に新たに配備された米陸軍第38防空砲兵団司令部について
*気候変動対策では、気候非常事態宣言をするだけで、具体的な目標や行動が伴わない。しかも石炭火力発電所建設の中止を求めることもしないと指摘。再質問でも知事は「国で判断するものと考える」と答弁し温室効果ガス削減目標も国と同じ80%のままです。
*県職員の自死で知事は大切な仲間を失ったと言い、申し訳ない気持ちだが家族に伝わっていないのなら謝罪したいと。井坂議員は財政課での過酷な長時間労働の6か月間は、残業が月116時間から201時間の月もあったことを告発しました。同僚にさえ亡くなったことを知らされず、それが家族の意向だという説明は間違っていると直接ご家族の声を紹介しました。また仕事の過大な要求やパワハラを根絶するよう求めました。過酷な労働をなくす取り組みは、AIで職員の負担を減らす取り組みを答弁しましたが、職員の増員こそ必要ではないでしょうか。
*相模補給廠の新たな司令部については、影響をあたえないと報告があった。日米安保にそったものと答弁しました。
*県立津久井やまゆり園の指定管理者の変更について、検証委員会の設置がなく、専門家の検証により虐待かどうかの確認がないまま、悪い事実がこれからでてくるからと指定管理者の変更を知事が発言しました。このことは、政策決定のプロセスが間違っていると指摘。知事は発言の撤回はしないと答え、県として自らの取り組みを反省することもありませんでした。