「津久井やまゆり園事件追悼式」が、相模原市文化会館で開催されました。式壇の中央には、やまゆり園の利用者の方々が哀悼の意を込めて折り紙で追った「やまゆりの花」がありました。
黙祷、追悼の辞、参列者による献花がおこなわれました。亡くなられた方々のことを回想し、「今年の桜を見上げることができなかった。あなたたちのことを守れなくてごめんなさい。」と語りかけた入倉園長の言葉に、胸がいっぱいになりました。津久井やまゆり園は県が設置している県立の施設です。私たちも県も警察も、１９人の方々の命を守ることができませんでした。これから私たちは、ひとり一人の命が大切にされ、差別なく等しく人権が保障されるように、施策を進めていかなければなりません。そのことを誓いながら献花させていただきました。
津久井やまゆり園の歌があることを知りました。追悼曲の演奏は式町水晶さん。ヴァイオリンにより美しいメロディが演奏されました。
３番の歌詞は、愛の心にはぐくまれ 香りかぐわし清き花 ああやまゆりを友として 希望にもえて今日も生く 心にしみる歌詞です。
