「神奈川過労死等を考える家族の会」結成記念の集いが開かれました。開港記念会館には、101人の方が集まりました。全国過労死の会連絡会や東京過労死を考える家族の会の代表あいさつ、基調講演は過労死弁護団連絡会議 幹事長の川人博弁護士のお話でした。
デジタル化の普及で労働記録が残りやすくなったことは有利な条件であるが、他方で企業は労働時間を過少に設定するよう様々な対策を講じている。「社内飲食」「自己研鑽」などの名目をつけて在館していても労働時間と認めないようにしている。まだまだ労災と認められない例が多数ある。とりわけ医師・教員・看護師・介護福祉士・弁護士も。もちろん企業で働く方々も、過労死はどこでもおきているまた今後もおきる。だからこそ「負けることを(成果がでないこと)を恐れてはならない。負けることに甘んじてはいけない。いつか多数派となり、変革を実現するために戦う!」 と。
今まで、家族を失い深い悲しみや苦しみの中で、それでも声をあげ行動し粘り強く取り組んできた皆さんがいたことに、勇気づけられ、元気をいただきました。人の命を大切にしない社会や政治を何としても変えるために力をあわせましょう!