父は、よく私を気遣い「体にきをつけろ。たまには休まないと」と言ってくれます。私は「大丈夫。よく寝てるし気分転換してるから」と応えています。私が心配なのは88才で一人暮らしをしている父のほうですが。
実は睡眠時間が長いことが、体を休めるさせることではないそうです。内臓や神経なども含めた、体を休ませることが十分な休養といえるとか。たとえば寝る前に脂肪の高いものや量をたくさん食べてしまうと、寝ている間中、ずっと内臓は食べものを消化するためにフル稼働しなければならないそうです。これでは芯からからだを休めることはできませんね。脂肪分の多い食事、たとえばステーキや天ぷら、ウナギなどの消化吸収は4時間以上かかるそうですが、驚くのはバターはさらに消化に時間がかかり12時間も必要!?脂肪の少ないものや、消化のいいものを食べることは、内臓を休ませることができるということのようです。またお酒の飲みすぎも睡眠の質が落ちるようですので気をつけましょう。
また心を健康にすることも大切です。不安なことや悩み、気がかりなことがあるとぐっすり眠れず、睡眠の質が落ちます。繰り返し考え過ぎず、自分なりの気持ちの切り替えや、前向きな考え方をする、好きなことをやるなど心を休めることがいいようです。ちなみに私は寝る前に軽いストレッチと「今日、私はがんばった!」と自画自賛。失敗や反省だけではないように心掛けていますが、少し自分に甘いでしょうか?
皆さん、寝る前はゆっくりと過ごし(これが結構、むずかしいです)が、どうぞ質のよい睡眠で体と心を休めましょう。そして好きなことができる時間があるといいですね!