神奈川の県政・市政の現況と予算を検証する討論集会が行われました。それぞれ報告者からの発言は、県政も市政もするどい検証や提起があり、示された資料も大変参考になりました。
神奈川県内に500名以上の労働者のいる企業で公表している110社の内部留保は、2015年91億円で前年比で約4兆円も増やしているそうです。それなのに政府は法人税の減税を行い、リストラを進める大企業をますます儲けさせているのですから呆れるばかりです。
さらに神奈川県では、その大企業とコラボして医療産業、未病産業、ロボット産業、企業誘致施策、グローバル戦略を知事が進めています。
「神奈川モデル創造発信予算~いざ!ネクストステージへ」と打ち出していますが、議会報告などでお話すると多くの方は「何それ?なんのこと?夢を語ってるのか?」など意見がだされます。県民が賛同し、共感できる県政の進め方が必要ではないでしょうか?
県民の税金の使い方について、私たちは予算の反対討論で足下の県民生活を応援し、県民の願いに正面から応える県政へと県政運営の抜本的な転換を求めました。