活動日誌

県財政は健全だと県民に示すべきです!

2015年10月27日

 決算特別委員会が、続けられています。26日は私が質疑を担当しました。内容は「財政運営」「情報公開制度」「信号機の設置、道路の標示など交通安全対策」です。

 財政運営について、700億の財源不足をかかげ、最終的には黒字になり財政基金に600億円も積み増し。県民には財政危機を唱え、緊縮財政しか選択肢がないと不安や我慢をさせた。財源確保として行われたのは県有財産の売却、職員の削減、県単独補助金が切られ、県民にサービス低下や負担がしいられている。一方で銀行や投資家には財政力指数全国第3位、神奈川は健全財政。是非県債を購入してとアピールしている。また27年度も650億円の財源不足と県は発表し、また同じことがくりかえされている!?と県民から呆れられている。健全財政だと県民に対して示すべきと発言しました。

 県の情報公開制度について、法人・事業主・団体に対して黒塗りの非公開が多いことを指摘。「正当な利益をおかすおそれ」という基準があいまいなことに課題がある。行政文書は公開を原則とし、非公開は最小限にすべきこと。法人・事業主・団体の利益より、県民の知る権利を優先すべきと要望しました。

 信号機の設置は、26年度は15機しか設置されていません。しかも新設道路の信号機も同じ予算だと聞いて驚きました。この年も150か所以上信号機要望があっても、到底応えることができません。消えている道路の標示も、全県の道路のわずか5%しか塗り替えがされていないことがわかりました。県民の交通安全対策は、まったなしです。予算を増やすことを求め、とりわけ子どもたちの通学路の交通安全対策を急ぐよう求めました。

 明日の県民費と教育費も担当します。とりあげたい内容は、いっぱいありますが17分の持ち時間は結構厳しく、質問をコンパクトにするのに苦労しています。