ほのぼの 私の思い

日本の子どもたちの権利侵害の改善こそ必要です

2022年7月22日

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6歳と3歳の孫が誕生日に書いてくれました。私は何故か「ばあばドラえもん!?」

 

 6月15日、国会で「こども家庭庁設置法」「こども基本法」が成立しました。参議員選挙中、自民党の三原候補が、藤沢駅の街頭演説で「この国は子どもにお金をかけない国になった。だから私は子ども家庭庁をつくったんです!」と力説?私は「えっ!自民党政権でこどもにお金をかけない国になったんでしょ!」と思いました。

 子どもたちに過度な競争教育を強め、管理でしばり、子どもたちを苦しめたきたこと。子どもの権利を保障してこなかった政府の責任はいったいどこにいったのでしょうか?しかも基本法には「養育は家庭が基本」と明記され、家庭の責任や自己責任が押し付けら、国の責任はなくなるとんでもない内容です。

子ども家庭庁のねらいは、子どもや家庭の情報をAIに分析させて、効率のよい支援を行うとされていますが、子どもや家庭の不利益な情報が生涯にわたって影響する重大な権利侵害が予想されると増山均さんの指摘があります。充分な予算と専門の職員配置でこそ、子どもや家庭に寄り添った支援を強めることができると。さらに子ども基本法は児童憲章の位置づけが忘れ去られていると。

 

 今後は、子ども基本法にもとづき、「子ども基本大綱」を国がとりまとめます。県や市はこの大綱にもとづき「子ども計画」を定めていくことになるそうです。子どもの意見を尊重し充分に反映させ、子どもの最善の利益が優先されること。そして子どもの権利保障ができるようにすることが求められています。