県政

県民の生活と県政についての意識調査(2018年度県民ニーズ調査)結果を受けて

2018年12月3日

県は毎年度「県民ニーズ調査」として県政全般について、県内の18歳以上の方3000人を対象に意識調査をおこなっています。有効回収数は1330件、回収率44、3%です。

 調査結果の、くらし向きの変化では、よくなったと少しよくなったで、14、7%。一方悪くなったと少し悪くなったは、26、9%でした。変わらない56%でした。

 くらし向きが悪くなった、その理由は、複数回答で「賃金などの収入が減ったため」46、6%で最も多く、次いで「日常の生活費が増えたため」が42、5%でした。

 <生活重要度の上位>

            1、犯罪や交通事故がなく、安全で安心してくらせること。

            2、病気やけがの時にいつでも適切な診断や治療が受けられること。

            3、水源の森林が守られ、良質な水が安定して供給されていること。

            4、大気汚染・水質汚濁・騒音などの公害がないこと。

            5、看護師や介護職員などの人材が確保され、安心して保健・医療・福祉サービスが受け

              られること。  

               (5の項目は昨年10位でした)

 <生活満足度、満たされていない> 

        1、地域の人々の交流の場となるような、にぎわいのある商店街が身近にあること。

        2、自由な時間や休日が多く、ゆとりのある生活ができること。

        3、道路の渋滞がないなど、自動車で県内各地へスムーズに移動できること。

        4、安心して子どもを生み育てられる環境が整っていること。

        5、高齢者や障がい者がくらしやすい住宅の整備やまちづくりがされていること。

 <県行政への要望 上位5項目>

        1、防災対策

        2、治安対策

        3、高齢者の福祉対策

        4、医療体制の整備

        5、子育て支援

 県行政を進めていく上で力を入れてほしい!1位は防災対策でした。また高齢者福祉対策や医療体制の整備や子育て支援など県民の命や健康を守ることが、県政に求められています。

 知事は、経済のエンジンを回すことやマグネット神奈川で人を引き付ける、未病産業の推進などを優先してすすめています。ニーズ調査で明らかになった県民の願いを叶えるために、県の予算の使い方を改め、政策提案を行いながら、皆さんと力をあわせて頑張ります。