活動日誌

子ども文教常任委員会視察

2015年1月29日

 昨年の10月に台風で延期になった子ども文教常任委員会行政視察が、27日から29日の工程でありました。視察項目は、

1、那覇市歴史博物館について

2、学校支援ボランティアについて

3、教育委員会改革について・コミュニティ・スクールについて

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 商業ビルの一室にある博物館です。「駅から5分の国宝」がキャッチフレーズのポスターに掲示されていました。運営や利用状況について、また課題なども質問しました。藤沢でも浮世絵館がビルの一室利用になります。

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 平和の語り部を引き継ぎ、「一中健児之塔」の前で説明してくださる太田光さんです。

 右側の平和の白いハトは、左側の人々(民)の手によって守られているという象徴だそうです。太田さんは、一中学徒隊資料館の14歳の少年たちの遺書を読み、「もう一度家族に会いたいです。思い残すことは何もありません。」この2行の文章に矛盾を感じ、この少年たちのことを詳しく知りたいと大阪から沖縄にきて5年になるそうです。彼女の言葉や説明に、平和への強い思いや戦争の実態の調査・研究、悲惨さを語り継ぐ強い志を感じました。あどけない少年たちの写真と家族を思う遺書の数々に貴重な資料館の存在をあらためて感じました。