県議会

第2回定例 県議会が終わりました

2018年7月12日

7月11日本会議最終日、議案の採決、請願の採決、議員派遣、意見書の採決が行われ県議会が閉会しました。

請願の消費税増税の中止、所得税法56条どちらも残念ながら不採択になりました。また提出されて請願委員会で継続審査となったため、共産党は採択すべきと継続に反対しました。

 国に提出される意見書は、「ヘルプマークのさらなる普及推進・旧優生保護法による不妊手術の早急な被害救済」「下水道施設の改築に関わる国庫補助の継続」「学校周辺に存在するブロック塀等の安全策・公文書の適切な保存・管理」 (5件の意見書は共産党賛成)

 また「産業能力開発短期大学の正規訓練課程に外国人留学生を受け入れること」「学校における働き方改革の実現に向けた総合的な環境整備」 (反対しましたが賛成多数で提出)

 県議会では議員派遣という視察が、今回も多く行われます。議会費に計上されている予算ですが、7月~8月にかけて会派の数人がグループで視察を行う日程になっています。私たちは、政務調査費で必要な視察はできると主張し、議会費の縮減を提案しています。

 今回も、政務活動費の使い方について議会運営委員会に請願が4件審査されました。意見陳述も行われ県民から領収書に個人名の記述や、議会開催中の連日のタクシー代など指摘がされています。議運では委員から「非常に重要な案件なので継続審査にする」と発言があったそうです。政務活動費という県民の税金の使い方が問われています。

 来週から共産党県議員団は、予算要望合宿までの間に県内の各団体の皆さんとの懇談を行い、要望を聞き意見交換を行う予定です。皆さんの願いを知事提出予算要望に盛り込みさら代表・一般質問、決算、予算、常任委員会でも取り上げ実現にむけて取り組んでいきます。