活動日誌

介護報酬の引き下げに怒りの声

2015年1月14日

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 特別養護老人ホーム 睦愛園

 土屋議員と市内の老健・特養を訪問しました。施設長さんや事務局長さんとお話することができました。国会での介護報酬引き下げに対する申し入れや共産党の政策を届けました。介護報酬の引き下げは、「3年後までにつぶれる事業者がでるのではないか」「これ以上の引き下げは、法人としてやっていけない」とご意見がありました。

 介護職では生活していけない、結婚を理由に退職していくなど介護の現場では人手不足が深刻と訴えられ、介護職員の処遇改善が早急に必要です。「内部留保なんてありません。老朽化している施設の修理・修繕費が足りない」施設整備費の補助制度が求められています。

 介護事業者や利用者の声を聞かずに進める制度の改悪に、怒りがあふれています。何よりも介護を必要とする方々への影響があってはならないことです。軽度の要支援者を介護保険から外す、要介護3以上の方しか特養の施設入所申し込みができなくするなど改悪の内容ばかりです。

 県会選挙にむけて共産党の政策は、

 1、介護・福祉労働者の処遇を改善するため、県独自の支援を行います。利用者負担とならないよう国庫負担の引き上げと合わせた介護報酬の引き上げを国に求め、介護従事者の処     遇改善を図ります。

 2、要支援者の介護保険外しを撤回し、国が責任をもって福祉サービスを維持することを求めます。

 3、介護難民をつくらないよう、市町村の地域ケア計画、介護保険料・利用料の減免制度にたいし、県として支援を行います。

 4、 特養ホームを増設するために県有地を活用をすすめます。