活動日誌

神奈川県立藤沢養護学校を見学しました

2018年5月10日

S52年に設置された神奈川県立藤沢養護学校は、県立平塚ろう学校旧職業棟を仮校舎として開校準備に入った学校だそうです。その後、S53年に2階建て北棟が完成し、仮校舎から移転。さらに体育館や南棟、中央棟が完成。昨年40周年だったそうです。

 知的障がい教育部門の特別支援学校です。小学部・中学部・高等部・高等部(鎌倉分教室)があり、児童・生徒237名です。スクールバスの運行は、藤沢鎌倉コースと六会横浜コースです。バスに乗っている時間は、1時間ほどだそうです。通学方法は、駅からの徒歩や保護者の送迎もあるそうです。

 

 やはり気になるトイレは、一部様式の改修も行われていましたが、トイレの入り口はカーテン使用で、和式が多く故障して使用禁止の場所もあり、匂いもきになりました。また老朽化による配管のつまりによる故障もおきていて工事に2か月もかかったそうです。

階段の上の壁には、クラックが。

 木工室は、とても設備が充実していました。

 特別支援学校には、図書室の設置義務がないそうです。学校図書館法による設置のようですが、本の数が少なかったです。

 視聴覚室の右上の暖房器具は、ボイラー使用だそうですが、頻繁に故障するそうです。規模の小さい運動場はありましたが、プールはなく、秋葉台体育館のプールを利用しているそうです。

 施設のバリアフリー化や児童・生徒の健康に配慮し快適に過ごせる安全・安心な学校であること。そして豊かな教育環境を整えることは、県の責任ではないでしょうか。