活動日誌

子どもの虹情報研修センター(日本虐待・思春期問題情報センター)の大切な役割

2018年4月12日

 皆さんは子どもの虹情報研修センター(日本虐待・思春期問題情報研修センター)が横浜市戸塚区にあるのをご存じでしょうか。今日は、このセンターを大山議員、君嶋議員と見学させていただきました。

 2000年の児童虐待防止法の制定により、国、自治体が対応する職員の専門性の向上を図ることとし、児童虐待問題を専門とする唯一の研修・研究センターとして設立。厚生労働省が社会福祉法人さんに運営をお願いし、横浜市の協力を得てH14年4月に設立され、国からの補助金で運営されている研修センターだそうです。

 専門研修・専門相談・専門情報の提供・研究活動が主な機能です。子どもの虹情報研修センターがとても重要な役割を果たしていることがよくわかりました。私たちは、先日の予算委員会で児童相談所でも虐待や機能についてや市町村と自相との連携、一時保護所での学習の保障などをとりあげました。でも子どもと家庭への支援体制の不足、さまざまな子どもに関わる部門や機関の連携、専門人材の育成や体制の不足などについて課題が多くあることがわかりました。

 本来は厚労省が自ら運営をすべき重要な機能を担う施設です。1か所ではなく全国に複数の設置をすべきではないかと思いました。また専門職、福祉職の方々が生きがいをもって働き続けられるようにする条件整が必要です。

 やはりいつも感じることですが、未来を担う子どもたちのためのさまざまな予算は優先すべきです。