活動日誌

子どもの医療費とクリスマスケーキ

2014年12月25日

 クリスマスイブの街は、コンビニの店頭でもサンタやトナカイの着ぐるみの店員さんがクリスマスケーキを売る声で、賑やかになっていました。いつもクリスマスケーキで思いだすことがあります。それは子ども2人が続けて風邪をひき、その月は医療費が増えて生活費が厳しくなった。給料日前の24日にクリスマスケーキが買えなかったと訴えるお母さんの声です。

 市議になってすぐ、議会で子育て世代の経済的な困難さを訴え、子どもの医療費無料化を小学校入学前までにと繰り返し取り上げてきました。議会で医療費の負担でケーキが買えない家庭がある。無料の年齢が高い自治体に引っ越していることを訴えると、自民党の議員から「ほう、そうかね!」と驚きの声が聞こえたのを思いだします。

 藤沢は横浜から引っ越してきた28年前は、子どもの医療費は1歳までしか無料ではありませんでした。毎年署名に取り組み議会に陳情しましたが、不採択を繰り返していました。その後皆さんと一緒に取り組み、小学校入学前まで無料になり本当に嬉しかったことを思いだします。

 今は、小学校6年生まで無料になり、重要な子育て支援として位置づけられ市民からも喜ばれています。そして私たちは中学校3年生まで無料化の署名に取り組んでいます。

 不安定雇用で親の収入も減り、教育費も増える中、貧困は以前として深刻な状況です。

 輝くイルミネーション、流れるクリスマスソング。ケーキとプレゼントがすべての子どもたちに届いていますように!それだけが、豊かさや子どものしあわせではないと思いますが戦争や貧しさで子どもたちの命が脅かされることがないように!

 国民の声を聞かず戦争できる国に変え、福祉や子育てを切り捨てる勢力に立ち向かい、子どもたちの笑顔と平和な未来を一緒に守りましょう!