国政

2018年度予算案 社会保障は1300億円減額、それなのに6年連続の増額の軍事費5兆1911億円

2018年1月31日

 政府予算の学習会に参加しました。軍事費は6年連続の増加で5兆1911億円、ところが社会保障予算は1300億円削減されます。生活保護の母子加算、0~2歳児の児童養育加算、文教予算も削られます。中小企業対策費は39億円減少。地方交付税も削減。一方で弾道ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」、オスプレイ、空中給油・輸送機などの予算の増額。2018年度に調達する装備品の一覧をみて驚きました。また思いやり予算など米軍3経費18年は4180億円、これまでの累計で9兆1300億円です。この予算のどこが国民生活の安全・安心の確保なのでしょうか。

 人づくり革命と題して幼児教育・保育無償化は2020年に実施で、しかも財源は消費税増税頼みで先送り!?保育の受け皿づくり、32万人分整備18年~20年度(企業主導型保育事業、子ども園など)求められているのは保育の質を確保した認可保育所なのに。

 国民の生活は厳しさを増しています。それなのに貧困にさらに追い打ちをかける予算案です。私たちの税金の使い道です。賛成できる内容ではありません。庶民の生活を優先した使い方に変え、税金の集め方も変える提案を行い予算の組み換えを!