社会問題

合理的配慮

2017年8月23日

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先日のブログで、新庁舎出入り口の点状ブロックの設置について記載しましたが、今日説明がありましたのでお知らせします。改修工事は、10月までに終了予定だそうですが、日々工事内容が変わるため、現状では点状ブロックは難しいそうです。外に2名の保安員、また1階ロビーにも1名警備員さんを配置している。障がい者の方に安全に通行いただけるようサポートするようになっているとのことでした。でも先日、おひとりで歩いていた視覚障がい者の方が、迷っていらしたのは確かです。

 そこで私は、障がい者の方が県庁に来られた時には、担当課の職員さんと保安員さんが安全におかえりいただけるよう連携してほしいとお願いしました。駅などでも、障がい者の方が安全に電車の乗り降りができるようサポートするしくみがあります。県庁も同じようにすることが必要です。

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 藤沢市役所のエレベーターの横の壁にヘルプマークのお知らせが貼ってありました。援助が必要な方のマークですと知らせています。県庁にはないです。県民にヘルプマークを広く知らせる県の役割は?合理的配慮は?「ともに生きるかながわ憲章」のポスターは貼ってありますが、これだけでは十分ではありません。知事が提案するイベントの開催や言葉の発信だけでは、差別も偏見もなくすことはできないと思います。