活動日誌

かながわハイスクール議会を傍聴しました

2017年8月8日

 神奈川県内の高校生が、神奈川の未来と自分たちの将来を同世代の仲間たちと議論をしてもらう企画として、「かながわハイスクール議会2017」105名の議員が募集されました。今日は各常任委員会に分かれて、テーマ別に議論が行われている様子を傍聴させてもらいました。ともに生きる社会かながわ特別委員会では、「共生社会」についてがテーマでこども食堂についてや意識改革が議論となり、文教常任委員会では、「政治参画教育」をテーマに18才からの投票について議論が行われていました。

 また防災警察常任委員会では、「防災」がテーマで、総合学習や道徳より、災害や防災ついて学生たちが意識を持つように、授業で取り上げていくべき。被災した学校や子どもたちから学ぶ必要があるのではないかと真剣な議論になっていて感心しました。厚生常任委員会では、「ヘルプマーク」について県民に知らせていないこと。チラシの枚数が何故少ないのか?知事はスマイルあふれる神奈川とロゴを宣伝しているが、もっと税金をほかのことに使ってほしいと発言がありました。子どもたちの純粋な感覚、するどい指摘に私たちも学ぶ必要があります。

 今日の常任委員会の内容がまとめられ、15日は直接、知事に政策提言が行われるようです。新庁舎9階のそれぞれの会議室で、各常任委員会が13名で議論していましたが、テーブルを囲み立って白熱した議論をしているグループ、静かに政策提案を進めているグループもありそれぞれでした。高校生の皆さんの真剣に自分たちの未来を考える姿勢に頼もしさを感じたのは、私だけではないと思います。次世代を担う高校生の提案が楽しみです!