社会問題

歩道が狭くて車イスが通行できない!

2017年7月28日

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 善行の県会事務所の道路を隔てた向かい側の歩道の写真です。電柱、街路灯、ジェイコムさんのポールが歩道にあり、さらに真ん中の白いポールの向こう側にガードレールが内側に折り返しになっています。この右側の階段下は、高齢者のデイサービス施設があります。歩道が狭くて通れないため、施設の車イスは、送迎車から降りたあと、車道をとおり施設に入っているそうで危ないです。ポールの設置は市が許可しているようですが、図面の確認だけではわからないことがあるのではないでしょうか。

 市の担当課に現状を確認してもらいました。やはり現場の状況に驚き今後、改良にむけて検討してもらえそうでした。この道路は、県立体育センターを囲んでいる外周道路です。私は文教常任委員会で、みそのマリア幼稚園沿いの道路とあわせて、車いす等でも通行できるように県と市が協議を行うよう歩道の拡幅を求めたものです。

 また右側の写真は、同じ歩道の反対側(善行駅に向かう歩道)ですが、横断歩道前の点字ブロックの部分の傾斜角度が急で、車イスやベビーカーは危険です。歩道を平らにすることも必要です。普段利用している道も、交通弱者の視点で考えることが求められています。健常者も車イスに乗り、道路の通行体験をすることが必要ではないかと感じました。障がい者差別解消法の合理的配慮がどこに、何に対して進めればよいかが見えてくると思いました。