社会問題

憲法が変わると私たちのくらしが変わる

2017年5月7日

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「明日の自由を守る若手弁護士の会」が作成した憲法が変わったらどうなるの?のパンフレットを是非みてください。自民党憲法改正案のとおりに憲法が変わると、私たちの生活はがらりと変わりそうです。どんな改正案なのか是非家族や友人に伝え、話し合ってみてくださいとなっています。

 裏面には、アニメと文章で詳しく記述がありとてもわかりやすいです。国家と国民の関係(立憲主義)では、政府が独裁的な政治をしないようしばるのではなく、国家が国民に対して「この範囲の自由なら認める」と上から目線でさずける法律へと変わる。

 表現の自由が「公益」や「公の秩序」というわかりにく理由によって制限されたり、処罰されかねない。戦争する国へ「平和主義(戦争放棄)」はやめ、国防軍が創設されます。国防軍は同盟を結んでいる国が戦争をおこした時は参戦し、国民の行動を制限することもできる強大な権限をもつことに。(共謀罪と似ていませんか?)

 社会保障は、家族の扶養義務が強調され、国の義務である生活の扶助が家族の負担になりかねない。医療・福祉・教育など住民に身近な行政は地方任せ、自治体ごとのサービスの質や、ばらつきが激しくなる。そして「緊急事態宣言」戦争や大規模災害などの際、内閣総理大臣が「緊急事態宣言」をすると、内閣は国会で話し合うことなく法律と同じ、力をもつルールを定めることができ、国民は従わなければならない!?

 「明日の自由」で検索もできます。改正の内容を広く知らせ反対の声を一緒にあげましょう!