活動日誌

就学援助制度申請用紙記入会

2017年4月15日

 毎年、「就学援助制度の申請用紙記入会」を新婦人が開催しています。相談内容は、記入の仕方や我が家は制度が受けられるかどうかなどが主ですが、他にもさまざまな相談が寄せられます。

 お話を聞く中で生活の厳しさによる節約や教育費の重い負担について、こどもの医療費無料化が小学校で終わってしまうのは困る、中学まで無料にしてほしい。また入学準備金による前倒し支給の通達がだされたことについては、入学前に支給されるのは助かるので是非やってほしいと皆さんから要望がありました。

 味村議員によると、藤沢市は入学前支給についてはやらないと議会答弁しているそうです。県内で実施するのは、大和市と海老名市です。今後、入学前支給の実施とクラブ活動費や生徒会・PTA会費も支給費目に加えるように引き続き皆さんと取り組みます。

 650名が保育園に入園できない藤沢ですが、地域によっては一度に転入が多くなり、幼稚園も入れない状況があることがわかりました。5か所以上幼稚園を回ってなんとか入園できたそうです。落ちていたのは、幼稚園もだったのです。さらに小中学校の教室が不足してプレハブ校舎になるのです。

 企業の社宅の取り壊しによる戸建住宅建設や、あらたな開発によるマンション建設などにより子育て中の世代がいっきに住むためにこのような現象がおきるのですが、まちづくりの在り方も問われ、同時に子育てや教育条件整備を見直し早急に進めることが必要です。今までのように「子どもの数はいづれ減ります」では、すまなくなっています。市として政策転換すべきです。自治体の役割として子どもたちの保育・教育環境を整えることが重要です。