県議会

「ともに生きる社会かながわ憲章」について本会議で議案提案

2016年10月13日

 昨日、厚生常任委員会で参考人3名の方にきていただき、ご意見を伺った「ともに生きる社会かながわ憲章」が、本会議に提案されました。

その後、厚生常任委員会で審議され、明日の本会議で採決の予定です。「あたたかい心をもって、すべての人のいのちを大切にします」「誰もがその人らしく暮らすことのできる地域社会を実現」「障がい者の社会への参加を妨げるあらゆる壁、いかなる偏見も差別も排除します」「県民総ぐるみで取り組みます」という憲章になっています。

 昨日の参考人の方から、憲章は根本的な定め、県と住民の合意であり議論と実践を深めるスタート。福祉施策の可能性を検討し課題を明確にすることとご意見がありました。今回の憲章は、策定が拙速で県民の意見募集の期間があまりにも短く、障がい者の方々、県民の意見を取り入れて策定されていないという不十分さがあります。わが団は代表質問で、「障がい者差別禁止条例」の制定を知事に求めました。知事の答弁は、どのような方法が最も効果的か関係者の皆さまから広くご意見をいただきながら検討していくと答弁しました。条例制定にあたっては、障がい当事者を策定委員に入れ意見をよく聞き、ともにつくりあげることが大切と提案しました。