活動日誌

現場を訪ねてわかった台風被害

2014年10月6日

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 台風の被害について市内の状況が気になり回ってみました。写真は、白旗1丁目の遊水地の水があふれ、ガレージの柱に水の高さの跡です。1メートル30センチ以上ありました。めだか児童クラブも床上浸水20センチで、職員さんたちで濡れ床や本などの片づけ中でした。早く消毒してもらわないと児童クラブの再開ができません。マンションの住民の方々も、とてもこわい思いをした。避難指示があったが、外には到底でれない状況で困ったそうです。床上浸水した戸建の方は水位があがり、車を移動することもできず車は浮いてしまったそうです。11時半ころまで、水位は下がらず外にはでられなかったそうです。数件の家は停電したままで、防災危機管理室から東電にすぐ復旧するよう要請してもらいました。

 被害を受けた方から今回の災害について、「何故、背丈ほどの水があがる事態になるのか!10年前の教訓が活かせず、市の責任ではないか。」「市の対応が遅かった!」「川の氾濫による水害ならわかるが遊水地があふれるとはどういうことか!」などご意見がありました。

 この他にも、はす池付近、辻堂太平台、鵠沼松が岡、白旗4丁目付近の道路潅水をまわりました。残念ですが台風の中、決算特別委員会の日程はそのまま進められました。午後議場で総務部長から台風の被害状況の報告がありましたが、現場で深刻な状況があったことを伝えるものではありませんでした。

 今後の市の対応もそうですが、私たち議会も水害対策について住民の命を守る立場で取り組むことが求められています。