県議会

県立津久井やまゆり園の事件について厚生と防災警察常任委員会が開催されました。

2016年8月8日

 県議会で厚生常任委員会と防災警察常任委員会が開かれ傍聴しました。厚生常任委員会では、県立施設として当事者意識が欠如していること(資料に県立の表示がありませんでした)対策本部長として知事の対応や責任について、園の防犯カメラ16台設置について県の承認時に理由の確認をおこたったことについても指摘がありました。職員からは「今から思えば反省している」の答弁でした。

 さらに知事の対応について資料請求された追加書類で、「知事はこの間、公務がなく県庁に登庁していない。津久井やまゆり園を訪問していない。」知事としてまた対策本部長としての役割について問われ批判が集中しました。公務がないのではなく夏季休暇をとられていたようです。また家族説明会の開催について県がしらない間に共同会さんが決め案内がだされていたようです。県は指定管理にするとノータッチなのかの発言もありました。私たちは以前から指定管理者制度について懸念し指摘をしてきましたが、今回のことでさらに課題が浮き彫りになっています。

 防災警察常任委員会は、午後1時間ほどで終了。警察への110番通報の時間は午前2時38分で、現場には3時4分到着。現場検証は6日に終了したそうです。また警察の具体的対応などについて質疑が行われました。

 団体と懇談の約束があったため、17時に傍聴をあきらめ厚生常任委員会をあとにしましたが、その後の質疑の様子は君島委員から明日聞く予定です。