活動日誌

安全な給食の食材

2016年1月27日

 「いのちをはぐくむ学校給食全国研究会」の雨宮さんの給食エッセイに、給食食材の輸入物、残留農薬が心配される輸入野菜が学校給食に使用されているの内容がありました。輸入されるとすぐ二臭化メチルと青酸ガスで燻蒸され、果肉の中まで農薬が染みつくのが輸入野菜だそうです。食文化研究会が行った全県の教育委員会あての食材アンケートでは、ほとんどが地場産使用と報告されたそうです。ところが、個別に自治体を調べてみるといんげん・かぶ・かぼちゃ・トマト・キャベツなど輸入があったそうです。

 また練り製品が100品目以上あり、分析センターで調査した結果、許容量よりはるかに多いリン酸塩が含まれていたそうです。県によっては冷凍野菜・肉・魚も輸入品を使用していることも明らかに。

 それぞれ自治体は努力をして地場産使用で安全な給食の提供を心がけていることだと思いますが、子どもたちの体や健康を第一に進めてほしいです。神奈川の中学生の昼食のお弁当も保護者は安全なものをと努力しますが限界があり、冷凍食品や価格の安い輸入食品・野菜・肉を使わざるをえません。教育として位置づけた中学校給食の実施が、神奈川でなんとしても必要です。

 心も体も成長する中学生の時期に、輸入食品や食品添加物から生徒たちを守り、生産者・作り手の見える自校方式の中学校給食が求められています。