活動日誌

海外視察の評価

2015年10月10日

 昨日の常任委員会のブログがよくわからない!詳しい内容、何があったのか事実を知らせてほしいとご意見がありましたので、あらためて詳しい様子を書きます。常任委員会の質疑の途中で自民党の委員から海外調査の有効性について議員間討論を行いたいと動議がだされました。驚きましたが、私以外の委員全員が賛成をし、午後に議員間討論を行うことが決まりました。内容については、<水ビジネスについて・海外人材ネットワーク・国際協力・国際貢献>についての3点でした。

 再開後、3つの点についてそれぞれの会派が視察の内容について有効だったと意見がだされました。私は参加していないので発言はできず、皆さんの意見を必死にメモしていました。すべて意見がだされたあとで、総括と今後のあり方についてが議題となり、自民党委員から私に、今まで聞いていてどうだったか、評価するかどうか意見を聞きたいと質問がありました。私は「皆さんの意見で、参考になり大変勉強になったと発言しましたが、それでは足りない、評価するのかどうか感想を聞いていると何度も質問がありました。私は、個人的な意見ではなく共産党議員団として発言したいこと。私たちは意見も発言も議員団として全員で議論して決めている。今ではなく、時間がほしいことも主張し、委員長に何度も休憩をお願いしましたが、委員長から発言はなく受け入れられませんでした。「加藤委員の感想を聞いている、委員会に所属しているのはあなただと」

 その後、共産党県議団ニュースが委員全員に配布され、視察は共産党だけ別にいくことになった記事に対して抗議がありました。私は、今は議員間討論の場で、この問題は常任委員会の場でやることでしょうかと問いましたが、「県民企業常任委員会のことが書いてあるから今やるべき」「このような記事のニュースを配るなら、視察にいくべきだ」と言われました。

 私は、「海外人材ネットワーク事業と国際貢献・国際協力については、有効な活動をされてきたことがわかりましたが、水ビジネスについては、今は皆さんの発言では判断できない」と発言した。気づけば常任委員会の部屋には次々と様々な会派の皆さんが傍聴にきていました。

 その後、6時半にふたたび再会。それぞれ委員が意見表明を行い、自民党委員の意見の中に、私の発言が「海外調査に参加していない委員からも一定の評価を得た」とありました。

 記者の方からはどういことですかと聞かれ、また傍聴した方から、「大変でしたね。急に決まったんですか?」と聞かれました。今思えば前日に傍聴希望の方から電話があり「明日は県民企業常任委員会はベトナム視察のことが主に議論されると聞いたのですが、何時ごろ行けばいいでしょうか?」と。その時は、視察内容について質問が続くのかと思いました。6月の常任委員会と同じように進められると準備していましたが、今回の常任委員会で起きたことは私には、まったく突然で驚いています。